新型ウイルスのコロナの感染拡大が止まらない。
学校は一斉休校になり、仕事をしているのに、子どもはどうするの?
長い春休みとなってしまった期間をどう過ごせばいいの?
ただでさえ、頭を悩ます長期休暇…
それがこんな急に訪れる…
何の準備もできていない中の休み…
社会的な前例も、自分たちの経験もないことだから、混乱するのは仕方がない。
でも、こんなときこそ、人間力が試されるかもしれませんね。
誰が悪いわけでもない。
誰かを責めたところで、怒ったところで、何も解決しない。
こんなときに、知っているとよいこと!
知っていると心に余裕が生まれる!
それは『リフレーミング』という考え方!
❀発想の転換『リフレーミング』
リフレーミングとは、リ・フレーム。
つまりは、フレーム(枠組み)を変えるということ。
フレーム(枠組み)を変えるということは、見方を変えるということでもある。
同じ状況でも、見方次第で、捉え方は変わってくる。
そうすると、気持ちも行動も変わる。
たとえば、相手の思いを尊重し、相手に合わすことができることができる優しい子。
見方を変えれば、自分の意見を主張できなかったり、自分の考えがなかったりするかもしれない。
たとえば、雨もそう。
雨は、洗濯物が乾かないし、傘やかっぱと荷物が増え、いろいろと濡れて大変だったり、人によっては髪の毛の手入れが面倒だったり。
でも、植物にとっては、雨は必要な恵み。雨が降らない日が長く続けば、水不足にもなる。
長所は短所にもなるし、短所は長所にもなる。
状況が変われば、同じ行動をしても、その行動の意味は変わってくる。
立場が変われば、同じものに対する意味は変わる。
リフレーミングをするということは、いかに柔軟な発想ができるかということ。
このリフレーミングができれば、ストレスを感じる程度が激減する。
そして、人生のあらゆる出来事に、プラスの意味があることを教えてくれる!
そんな素晴らしいスキルが『リフレーミング』

❀コロナで一斉休校! この状況をどうリフレーミングする?
休校となった学校は、すでに休校期間に入っているため、子どもたちの預け先など、ある程度の方向性はすでに定まってきてはいる方も多いことでしょう。
ただ、夏休み規模に長い休みとなる上に、コロナ感染を避けるためには行動の制限も必要。
何でもできるというわけでもない状況を、どう乗り越えるか?
こんなピンチなときこそ、試されるのが、リフレーミングの力!
あるお母さまからのお言葉。
共働きで、きょうだいもいるご家庭。
「帰宅時間が遅く、それから宿題、食事と慌ただしく終わらせて、朝もバタバタを送り出す日々。
学校が休みになって、学童で見てもらえることになり、朝はいつもよりも1時間遅い時間での出発。
これは、うちへのギフトだと思うことにした。」
学校の一斉休校は、共働きやシングルの家庭で、年齢の低い子どもたちを抱える家庭にとっては、死活問題。
今まで経験のない出来事に、真偽が分からないネットの情報に踊らされ、パニックとなっているこの状況。
そんなマイナスの情報が多い中でも、必ずプラスのこともある。
そんなちょっとしたプラスを取り上げ、「ギフト」として表現をしたお母さま。
とっても素敵な発想ができる方だなと尊敬!
パニックになるような状況、マイナスと思える状況こそ、何らかの価値を必ず私たちに与えてくれることはある。
そのプラスの価値を、どこに見出すことができるか。
学校は休みになった。でも、家を出る時間は少しゆっくりできる!
→ 少し寝坊しようか!
→ のんびり準備していいよ!
コロナ感染が心配。外出ができない!
→ 普段はしないボードゲームなんかを家族でやってみようか!
→ 家族みんなで一緒に家で映画でも見ようか!
みんなが同じように大変な時期だけど、そんな大変な時期を乗り越えるために、サービスを無償提供を始めた会社が続々と出ている。
その背景には、いろいろ自粛ムードの中でも、乗り越えられるようにするために、普段と違う仕事で急遽、無償提供できる段取りを整えるために働いてくれた人たちがいる。
社会が協力し合っている証。
そういうことにも感謝をしつつ、活用できるものは活用する!
たくさんのマイナスの中の、ちょっとしたプラスに目を向ける!
大きな混乱状況になったときこそ、人間力が試されますね!
プラスの側面に目を向けることができる!
リフレーミングをすることができる!
そんな力を持った人が、幸せを引き寄せる♪
どんな苦境も乗り越える力を持った子どもに育つ!
こんなときだからこそ、親がまずはそんな姿勢を見せてあげられるといいですね(^^)
